痛い所だけを見ることはしません。
カラダ全体へのアプローチによりバランスを整えた上で、重要個所の調整をします。
        関節や筋肉に負担のかからない楽な位置の状態、すなわち治めるところに治めることにより脳の感度は高まり良くなるる方向付けに向かうのです。

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オステオパシーの理論や各種テクニックについて解説しています。



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茨城県土浦市 遠藤整体院 オステオパシー研究所には、土浦市以外にも茨城県を中心の他の市町村、時には県外からも来院される方がいます。来院される方がお住まいのエリアは。茨城県土浦市を中心に、つくば市、阿見町、石岡市、牛久市、かすみがうら市、水戸市、下妻市、筑西市、つくばみらい市、小美玉市、常総市、日立市、取手市、桜川市、竜ヶ崎市、那珂市、稲敷市、鉾田市、神栖市、常陸太田市、坂東氏、古河市、行方市、笠間市、常陸大宮市、ひたちなか市、守谷市、高萩市、潮来市、福島県いわき市、勿来市、千葉県成田市、千葉市、埼玉県川越市などからご来院いただいています。
遠藤整体院の施術テクニック

  
ストレイン&カウンターストレイン の巻き
 
ストレイン&カウンターストレインとは、訳すると「緊張と逆緊張」という意味になります。以後これらを合わせてカウンターストレインと呼んでいきます。

カウンターストレインは遠藤整体院の中でメインとなる矯正法です。
患者さんに
全く負担をあたえることのない非常にソフトで心地よささえ感じることのできる矯正法です。

その手法は、
ゆっくりと歪みの方向(楽な姿勢へ)体を動かし90秒静止後ゆっくりと元の形へもどします。
これにより、筋肉内にある伝達機構から運動中枢神経に正しい命令が送られます。

これに反応して椎骨に付随する過緊張(拘縮)した筋肉が正常の状態になると、それに伴って歪みも整っていくのです。
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 茨城県土浦市 遠藤整体院 カウンターストレインとは?

オステオパシーDrであるローレンス・ジョーンズにより開発されたオステオパシーテクニックの一つです。
脊椎とか骨盤を矯正するテクニックで、驚くほどにソフトなその手法は、脊椎矯正に一大革命をもたらしたと言われるほど画期的なものです。

なぜ、それほど画期的だったのかというと、それまでのカイロプラクティックとはまるで正反対のテクニックだったからです。

 それまでのカイロプラクティックや整体では
例えば脊椎骨が正常な位置よりも右側にずれていたとすると、右から力を入れて元の位置に押し戻すという手法がとられてきました。
一般的には「スラスティング・テクニック」と呼ばれています。
しかし、こうした技法には少なからず問題ものこります。

骨がずれてしまうのは、基本的にはその骨にかかっている筋肉の過緊張(拘縮)によって生じます。
筋肉というのは非常に微妙で複雑そして個人差がありますから、一概に同じように骨のずれを元にもどしても、筋肉が緩和されなければ根本的な解決にはなりえません。
また、骨がもろくなった高齢者にハードなスラストを加えたら骨折の可能性も生じてきます。

誤解してほしくないのですが、私はスラスティングテクニックを否定するわけではありません。
私も以前はカイロプラクティックのスラスティングを多様していた時期がありました。現在も患者さんの年齢や状態を把握した上で状況により必要と思ったときには使っています。

患者さんの状態を正しく見極め正確なスラスティングを行えば、極めて短時間(瞬間)で椎骨矯正ができる有効な手法でもあります。
逆を言えば、その人の状態をしっかりと掌握した上で施さないと、かえって逆効果になることも考えられると言いたいのです。

そしてまた、これを行う際の技術格差もその効果に大きく関係してくるので、施術者の善し悪しが生まれてきます。
手先の器用、不器用も関係していますので、ひろく誰にでもできる技とは言いがたいのです。

 カウンターストレイン・テクニックは
患者さんに対して、まったく危なくない矯正法であり、例えば正常な椎骨に誤ってこのテクニックを施したとしても何の害もありません。
しかも、骨を引っ張っている筋肉そのものに働きかける根本的な矯正であるため、その効果は比較的に高いものとなります。

そしてさらに施術者の技術的な問題でいえば、その手法そのものは、非常にシンプルで器用不器用という要素がほとんどないという、まさにいいことづくめといっていいのです。

それが、カウンターストレインが脊椎骨矯正に一大革命をもたらしたと言われる由縁です。


 右にズレているなら、もっと右にズレるような体位をとる

再度、繰り返します。椎骨がズレるのは筋肉が過緊張(拘縮)を起こしており、左右のバランスを失い拘縮度の高い方へ引かれるためです。
骨だけが勝手にズレるのではありません。筋肉がズラすのです。

このズレを戻そうとして、右へズレたのであれば右から左へ押し込むのがスラスティング・テクニックでした。
それに対して、カウンターストレインは全く逆の発想で、脊椎が右へズレているのであれば、もっと椎骨が右にズレるような体位をとるようにするのです。

これはいったいどういうことでしょう?

筋肉の中には、筋紡錘という筋肉の長さに反応する伝達機構があります。
さて、右にズレている椎骨をもっと右にズラすような体位をとるとどうなるか。
その椎骨に付随している筋肉は
「もうこれ以上、引っ張れない」
という指令を筋紡錘から神経を通して、脳の運動中枢に送るのです。その信号に対応する形で、今度は運動中枢が筋肉に対して収縮を緩めるように指令を送るわけです。

それで筋肉の拘縮がとれて、ズレた椎骨も自然に元の位置に戻ることになります。
つまり、拘縮を起こしている筋肉に対して、さらに拘縮するような体位をとらせることによって、中枢神経から緊張を和らげるような指令を出させるというわけです。

 リラックスして、90秒だけ保持する

さて、このカウンターストレイン・テクニックを施す場合に大事なことは、施術を受ける患者さんがリラックスして全身の力を抜いておく必要があるということです。
ソフトなテクニックですから、そもそも緊張する必要はありません。

そして全身の力を抜いた状態で、筋収縮を促すような体位を保ちます。
そうして
90秒ほど経過すると、椎骨にかかっていた筋拘縮が解放されますから、それからゆっくりとまた元の体位に戻します。

すると筋拘縮は解消され左右の筋はバランスがとれるようになり、ズレていた椎骨は正常な位置に戻ります。

ここまで
読み進められたあなたは、すでにお分かりのように
カウンターストレイン・テクニックは非常にソフトで、なおかつ高度なテクニックが必要というわけでもありません。
カイロプラクティックや整体の先生方が力を込めて矯正してもダメだったものが、こんなにソフトなやりかたで矯正できるなんてことは、やはり信じがたいことですが、これが事実なのです。


 実践! 楽になる方向へ、ゆっくりと動かす

では、ここで簡単な実験をしてみましょう。実際に本当にそうなるのか、確かめてみます。
まったく危険性はありませんから、未経験者同士で行っても問題はありません。

まず、友達同士や家族で、二人組になります。一人が被験者になり一人が施術者になります。
被験者は、まずゆったりと仰向けで横になり、施術者は被験者の足先から被験者に向かって膝を立てるような状態で座ります。
被験者は、ともかく施術者に一切を任せるつもりでリラックスしてください。ベルトなどもゆるめておくといいでしょう。肩や首の力も一切抜き去っておきます。

まず足の両踵(カカト)を持ち右左の足の長さの差を調べ右と左で比べて短い方の足を確認してください。
分かりずらければ、内くるぶしの下に指を当てて比べてみると分かりやすいと思います。

それが分かったら、短い方の足を膝を伸ばした状態でソフトに45度ほど持ち上げ、90秒ほど保っておきます。
重要なのは、このとき被験者は一切の力を抜いておくことです。
そして90秒経過したら、施術者はゆっくりとソフトに元に戻します。
戻す際も被験者は、自分の意思を働かせて戻してはいけません。施術者にすべてを任せてください。

これで終了です。
終わったら、左右の足の長さの差を調べてください。
左右差が骨盤の歪みからきている場合、右と左の足の長さが揃ってきていることが確認できるはずです。
この矯正法は、骨盤の下方回旋変位の矯正によく使われます。

臨床の中でも、短い方の足側の骨盤が下方回旋変位していることが多いので一つの例としてとりあげてみました。


ときには、足が長い方の骨盤が上方回旋変位を起こしていることもありますので、それはまた別の矯正法になります。
その場合は被験者にうつ伏せに寝てもらい、施術者は長い方の足を30度ほど持ち上げ保持します。少し腰が反るような形になります。

どちらの矯正法も左右の角度の微調整が必要な場合がありますが、とりあえず真っすぐ持ち上げるだけでも効果があります。

ただし、足の長さの差は骨盤変位の可能性が高いということで、検査としては目安の一つにすぎません。
本来は、他の検査法も取り入れながら変位の状態を確定させます。
足長差があるからといって、必ず骨盤が歪んでいるというわけではありません。
確率的に高いということなので、そこはご了承ください。

他の椎骨などの場合は、伸展や屈曲や回旋などを組み合わせて、特に頚椎は微妙なタッチで矯正します。

そして大事なことは、
矯正中に少しでも痛いとか違和感があれば、その矯正法は間違っていると見なします。
このとき、被験者が違和感を感じた場合は、その時点でゆっくりと元に戻してあげれば、なんの問題もありませんし正常な椎骨に対して行っても全くの問題もありません。
最も理想的なのは、
楽になる形にもっていってあげることです。

すなわち、カウンターストレイン・テクニックは施術そのものが検査も兼ねているという、極めて安全な上に効率的なテクニックなのです。


 カウンターストレインの誕生

この技法の開発者であるローレンス・ジョーンズ博士自身も、この方法を理論的に開発したのではなく施術の上で偶然に発見しました。
彼の患者で、何年も腰痛で通院していた患者がいたそうです。
どんな治療をしてみてもなかなか治りません。

ある日、万策尽きたという感じで、患者に思い切った変形体位をベッドでとらせてみると、「痛みがなく、非常に楽だ」というのです。
そこで、彼はそのままの姿勢を10数分とらせて、しばらくして患者をベッドから降ろしてみると、信じられないことに、何年来、頑固な腰痛に悩まされてきたのに、それが嘘のように消えてしまったというのです。

この偶然の出来事がきっかけとなって「何かありそうだ」と思った彼は、さらに研究と臨床を重ね、このテクニックを開発しています。

理論的なことを簡単に説明すると上のほうで書いたようなことになるのですが、正直いってまだまだ理論面では発展途上の段階だといっていいでしょう。
それよりも、むしろ実技、症例のほうが先をいっているようです。
 
 

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